勉強方法

CKAに合格!学習方法やポイント、トータル学習時間を解説

2025年4月24日

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CKA(Certified Kubernetes Administartor)を受験し、合格しました。受験にあたり意識したことや、学習方法、トータルの学習時間などをお伝えします。

CKAとは

CKA(Certified Kubernetes Administartor)はコンテナオーケストレーションツールであるKubernetesの管理者として、知識、技術を示すための資格です。

試験概要

Linux Foundationのページから引用しています。日本語での受験が可能です。

試験情報
試験科目1科目
試験番号CKA/CKA-JP
制限時間120分
問題数/出題形式20問前後
パフォーマンスベーステスト
合格ライン100点中66点合格
めいず(筆者)
めいず(筆者)

受験料が$490(約70,000円)と高額で「落ちたらどうしよう・・」ととても不安でしたが、1度目で合格できました。

なおCKAは1度落ちても再受験が無料で可能です。
なので、ある程度勉強が仕上がったら、一度受けてみて「こういう問題が出るんだ」と感覚を掴むのも良いでしょう(問題は毎回変わるそうです)。

試験範囲

Linux Foundationのページから引用しています。

独学でも問題を解けますが、Kubernetesのコマンド(kubectl)を使いこなせていないと合格できません。

めいず(筆者)
めいず(筆者)

Kubernetesやコンテナの知識がない人がいきなり受けて合格は無理だと考えましょう。

ストレージ10%
トラブルシューティング30%
ワークロードとスケジューリング15%
クラスタのアーキテクチャ、インストール、構成25%
サービスとネットワーキング20%

具体的な出題内容は書けませんが、抽象的に述べると以下があります。

出題内容

  • 〇〇リソースをスケーリングしてください
  • サービスを〇〇ポートで公開してください
  • 〇〇リソースをボリュームと紐づけてください

上記のようにKubernetes環境のリソースの基本操作と、付随する知識について問われる問題が中心です。
Kubernetesの知識はもちろんのこと、Linuxのコマンドやネットワークの知識も前提知識として求められます。

CKAの学習方法と学習時間

学習方法は大きく2つです。

学習方法

  • Udemy+KodeKloudを中心とした学習
  • killer.shでの仕上げ

合計の学習時間は70時間程度でした。

めいず(筆者)
めいず(筆者)

私はDockerコンテナの知識やLinuxコマンドについて理解がありました。
前提知識の勉強時間が少なかったことから、これぐらいで済んだと思っています。

Udemy

まずはUdemyのコースを購入し、自分のペースで勉強しました。

"目標に向かって学びをスタートしよう。対象コースが 90% から。 "

https://www.udemy.com/share/101WmE

こちらのコースを購入すると、KodeKloudのコースも受講でき、講義形式とハンズオン形式を織り交ぜた学習が可能です。


CKAは選択肢を選ぶのではなく、手を動かして点数を取る必要があるので、KodeKloudで慣れておくことをおすすめします。KodeKloudの各問題をヒントなしで解けるようになり、Mock問題に余裕が出てくるまで取り組みましょう。

上記コースは英語のみですが、試験範囲の大半を網羅できる問題演習ができ、解説もしっかりしているのでおすすめです。

セール期間を狙って安い時に購入しましょう!

Killer.sh

CKAの受験を申し込むと、Killer.shという本番さながらの環境で問題演習が可能です。

同様のブログでCKAの対策について見ると、本番よりもkiller.shの問題の方が難しいという方が多くいます。

killer.shは1度の申し込みで2回まで利用が可能です。1度の利用で36時間まで利用可能であり、何度でも問題を解き直せるため、受験前に使い倒すことをおすすめします。

注意点として、1度の受験につき2回までではなく、1度の受験申し込みにつき2回までという点です。

めいず(筆者)
めいず(筆者)

私は1度目の受験の前に1度killer.shを学習し、2回目は再受験用に残しておきました。

1度目の受験の前に2回killer.shを利用することも可能ですが、この辺りは作戦を考えておきましょう。

CKA試験の申し込み

私はLPI-Japanのページで受験バウチャを購入し、バウチャを利用して申し込みしました。

CKA受験の単品を購入しましたが、トレーニングと受験のセット購入や、上位試験であるCKS試験とのセット購入も可能です。
セット購入の方が安いので、トレーニングやCKSの受験も見据えている方はセット購入をするとお得になります。

まとめ

これまでDockerに触ったことはありましたが、Kubernetesは触ったことがない状態でした。しかし、業務でKubernetesを使う機会があり、CKAの学習が大きなアドバンテージになったことは間違いありません。

めいず(筆者)
めいず(筆者)

基本的なkubectlコマンドやトラブルシューティング、公式ドキュメントの使い方が身につき、現場で即戦力として働く実力が身につく良い試験だと思います!

業務でKubernetesを使う場合は、CKA試験に挑戦することをおすすめします。

"目標に向かって学びをスタートしよう。対象コースが 90% から。 "

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